紀州釣りは、その名の通り、かつての紀州藩、現在の和歌山県において江戸時代に発祥した、伝統のある釣法です。

 その頃からもきっと変わる事無く警戒心が強かったチヌをいかに鈎にかけ釣り上げるか、という事が紀州釣りの発想の原点だったのでしょう。

 そして「型」が完成した紀州釣りは、武士の精神修行の一環としても行われていたそうです。江戸時代の武士達もきっと「いかにして、こしゃくなチヌを釣り上げようぞ」とでも、日夜考えていた事でしょう。


 それからも紀州釣りは、和歌山北部周辺で根強く受け継がれていきました。そして、現在にも受け継がれて、時代とともに形を少しづつ変化させながら、それぞれの地域に適する形で、日本中の各地に広がっていきました。

 対象魚はずばり”ちぬ”(標準和名は”クロダイ”)。特に関西やそれ以西で”ちぬ”や”チン”等と呼ばれていて、釣り人に愛着をもたれています。
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What is 紀州釣り?
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